林尚道の類い希な先見の明

経営者とは、その会社の顔であり、ブレインです。いくら有能な部下がいたとしても、それを動かす脳が働いていないのであれば、その企業は動きが鈍くなってしまうことでしょう。つまり、優秀な経営者とは、時代のスピードに負けないほどの回転で頭を働かせる必要があります。エリアリンクの経営者とはどのような人物で、その人柄が企業にどのような影響を与えているのか調べてみました。

■成長を遂げる企業
遊ばせている不動産はお金にしなければ、土地と税金の無駄遣いになってしまいます。かと言って、素人考えで資産運用を考えたら痛い目を見るのが世の常です。エリアリンクでは、ストレージ事業を主軸として現在勢いを増している企業です。それ以外にもレンタルオフィス、不動産保有事業などでも業績を伸ばしており、それらが相乗効果することによって安定した成長を遂げているのです。

国民的マスコットを使用したトランクルームという異色のコラボレーションをすることによって、業界内だけでなく一般層にまで話題を振りまいたエリアリンクのトランクルーム。これらは代表取締役社長である林尚道氏が提言しているお客様ファーストが影響していると言われています。顧客の気付かないニーズも提供することによって、そこに商品価値以上の感動を与えるのです。

■文章から伝わる信念
林尚道氏が2004年から付け続けているブログは一貫して新しい時代を見据えるポジティブさが見て取れます。これは衰退していくことを当たり前だと思わず、何か打開する糸口は無いか頭を使い、体を使う経営者ならではの思考だと言われることもあります。時間の流れに対して特に意識を高く持っており、その時代にあった商売をしようという気概が感じられる内容のブログとなっているのです。

2004年という10年以上前の記事を見て驚かされるのは、「少しでも変化があったら大事件、大問題という考え方をして、すぐに手を打たないと手遅れになってしまう」という記述があることです。これはまさに今のSNS時代を反映しているものではないでしょうか。情報が良くも悪くも広く出回る世の中であるということを認識して、振り回されるのではなく使いこなすのだということが、林尚道氏の一文で伝わってきます。

■時代を見据える経営者が新たな道を拓く
代表取締役社長が林尚道氏のエリアリンクは、土地活用のプロフェッショナルとして安定した成長を遂げている企業です。ストレージ事業やその他の事業を合わせ、共に成長させていくことによって、企業の回転を上げているのです。また、コラボレーションなどの柔軟な発想も見て取れます。

特筆すべきなのは、林尚道氏の先見の明です。10年以上書き続けているブログを紐解けば、その経営理念が時代のスピードに追い抜かれることなく経営を進めていることがよく分かります。現代の社会を予言したかのような記述には、少し驚きを隠せなくなるほどです。このような経営者がいる企業が今後どのような成長を遂げるのか楽しみで仕方ありません。

エリアリンク (不動産) – Wikipedia